PGの帰り茨戸近くで稲の中に青い花がたくさんあるのが目についた。帰って調べたら水田など浅い水に育つミズアオイと解りました。万葉集にも歌われているほど昔から田んぼに咲いていましたが、農薬散布で減少し絶滅危惧植物になっています。最近はミズアオイと共生する田んぼ作りを目標にしているところもあり、それだけ、農薬が少ないと言えるのでしょうね?
万葉集の中のミズアオイの歌を紹介します。水葱(なぎ)の花はミズアオイです。
「苗代の 子水葱が花を衣に摺り 馴るるまにまに何(あぜ)か愛(かな)しけ」
意味: 苗代に混じって生えている水葱(なぎ)の花、その花を着物に摺りつけ着馴れるにつれて
どうしてこうも可愛いくてならないのであろうか